次世代エネルギーパークとは?

次世代エネルギーの「今」が学べる

子ども達が工場見学をしている様子

地球と子どもたちの未来のために,環境を考えたエネルギーの導入が求められています。そんな次世代のエネルギーだけでなく,資源循環など環境全般について,大人から子どもまで誰もが楽しく学べる場所です。

次世代のテクノロジーが体験できる

次世代のエネルギーである再生可能エネルギーの発電の仕組みなどのテクノロジーを,見て,触って,体感できるのが特徴です。

自然のチカラを遊びながら体感できる

太陽,風,水,地熱,植物などの自然のチカラをエネルギーに換えるのが,再生可能エネルギーです。毎日の暮らしでは触れることのない自然が生み出すエネルギーを体感してください。

リーディングエリア・サテライト施設とは?

対象エリアは福山市内全域で,次世代エネルギーパークを構成する施設をサテライト施設といいます。そして,サテライト施設が数多く集積している地区,またはエネルギー分野で先進的な取り組みを実践している企業や施設などが存在する地区をリーディングエリアといいます。
現在,箕沖地区と常石地区がリーディングエリアになっています。

リーディングエリア・サテライト施設の航空写真

※サテライト施設とは,再生可能エネルギーや省エネルギーの取り組みについて,見て,触れて,理解を深めることのできる市内の民間施設(工場や事務所など)やそのほかの啓発施設のことをいいます。

低炭素社会,循環型社会,自然共生社会の構築

低炭素社会とは?

温室効果ガスを無理なく減らしながら,便利で豊かな社会をめざす社会のことを低炭素社会といいます。

※温室効果ガスとは,地球の表面から出る熱を吸収して,温室効果という地球の温度を保つ性質を持った気体のことです。今,日本が排出している温室効果ガスのうち約95%は二酸化炭素です。

循環型社会とは?

「循環」とは,ひと回りしてもとに返ることを繰り返すという意味で,一度使ったものをそのまま捨ててしまうのではなく,もう一度新しい物を作るための材料や資源として利用することです。 材料やエネルギーを大切に繰り返し使う社会を循環型社会といいます。つまり,限りある地球の資源を大切に使って,地球と仲良くしていく社会ということです。 ごみの量を減らす(Reduce:リデュース),繰り返し使う(Reuse:リユース),再び利用する(Recycle:リサイクル)の3つの頭文字をとった「3R(スリーアール)」という,資源を大切に使うためのポイントとなる行動があります。

自然共生社会とは?

経済社会での循環をうまくおこなって,自然環境への負荷を少なくして,将来までずっと自然の恵みを得られる社会のことを自然共生社会といいます。
自然共生社会を築いていくには,地球に暮らすすべての生き物を仲間と思って,いつまでも仲良くしていきましょう。

地球温暖化って何だろう?

地球の表面は太陽のエネルギーで温められています。温められた地表から放出された熱の多くは宇宙に出ていきますが,一部の熱は大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスに吸収されて,地球上に残ります。大気中の温室効果ガスの量が適度なら,地球全体の気温はほどよく保たれ,いきものが生きていきやすい環境になります。ところが,温室効果ガスが増えすぎると,熱が余分に残るので,地球全体の気温が上がってしまいます。この状態を地球温暖化といいます。

生物多様性って何だろう?

今,地球上には,500万~3,000万種もの生き物が存在すると言われています。日本だけでも,30万種を超える生き物がいるとされています。これらの生き物たちは,森や川,草原,砂地,海などさまざまな環境の中で,お互いに支え合い,競争しながらバランスを保って生きています。たくさんの種類の生き物が複雑に関わり合い,さまざまな環境に合わせて生活していることを生物多様性といいます。 そのようなたくさんの生き物が今,絶滅の危機にさらされています。日本では,3,597種もの生き物が絶滅の危機にあるとされています。そういった生き物は絶滅危惧種と言われています。

くわしくは,「こども環境白書」で調べてみよう。
もっと詳しく知りたい場合は,「環境白書」で調べることができます。